ぴゅあすて

それは　遠い国のクリスマスの言い伝え

ヤドリギの下でキスをすると　ふたりは永遠に結ばれるの

もし今それが叶うなら

わたしはあなたと・・・・・・

















「やっと見つけた・・・！

バーのお客さんがいってたヤドリギ・・・」








「この木の下でキスした二人は永遠に結ばれるって言ってたけど・・・・」


 


「・・・ディア・・・・ディア・・・・・・」








「あ・・・・・・・・・・・

来てくれたの！！！！」








「ディア・・・・・・ごめんね」






「わたしずっとずっと待ってたのよ」






「さびしい思いさせてごめんね　ディア

でも　仕方なかったんだ・・・」



「うん　わかってる

でも・・・　　　でもね・・・とてもさびしかった

毎日毎日　あなたを想ってた

毎日毎日　大好きだった」







「わかってるよ　ディア

ずっと一緒にいよう

ふたり一緒になろう」




「うん！

私　ずっと一緒にいたいの

もう離れたくない！！」













































「・・・わぁ・・・・・・　　ここは？？」







「さぁ　行こう　ディア・・・」







 



「ここはね　愛し合う二人だけが来ることのできる場所なんだよ」





 

  

 





「ねぇ　ディア　もう一度　ちゃんと言いたいことがあるの」

「なあに？」
 
「アナタが好きです。出逢った時からずっとずっと！」














「もう　一人で行かないよね？」

「うん　行かない。　　ディアを置いていかないよ。

これからずっと一緒だよ」








「ほんとね？　また待つなんて私耐えられない・・・

もう　あんな悲しい思いするのは・・・・」


 





「大丈夫だよ　ディア　信じて。

一緒に連れていくよ　　　　もう離さない！」










「ずっと一緒ね・・・・・　　　　　ずっと・・・ずっと・・・・」